理不尽な差別に抗い続けた崔南龍の生涯を、七年にわたり追い続けた。完全に光を失った晩年もなお、その存在は歴史の闇に抗う一本の杙(くい)のように深く、静かに社会へ問いを投げかける。偏見に抗い、人間の尊厳をかけた魂のドキュメンタリー。